最近、ある学者によるアフターコロナの未来予想を発信している記事を読み、面白かった

のでこの場をお借りして内容をご紹介したいと思います。

新型コロナによって、ＩＴ活用によるテレワークやウーバーイーツを代表するような宅配でも

非接触の手段を活用する動きについて、ＴＶのニュースでも耳にすることが増えましたが、

その先には現在の通貨や紙幣を無くしていこうとする動きが計画されているという内容

の記事でした。

約１００年周期で変革があると言われる技術革新。

現在のような貨幣で決済取引される前は、金が主な取引通貨でしたね。

そしてＩＴ技術の革新により電子マネーや仮想通貨が少しずつ浸透しており、お買い物

をする際に電子マネーで決済する機会は着実に増えてきました。

現在、世界中には様々な通貨がありその通貨の信用度も様々でありますが、将来は

全世界で共通の通貨が生みだされ、その共通通貨を使用していくという青写真が

描かれていると記事にはありました。

現時点ではまだまだリアリティの伴わないお話のように感じますが、実際に日米欧の

中央銀行（日本では日銀）が調査と分析を始めているそうで、全くデタラメな話でもない

のではないかと思っております。

ただ、そのような事態となった時、紙幣から電子通貨に移行する時期はインフレやデフレ

に大きく揺れるとの指摘もあり、資産減少などの影響を受ける人々が多数出てくることも

想定され、変革時に起こる混乱は避けられないとの警鐘を鳴らす声もあるようです。

現金を保有することは資産として強みも十分にありますが、手許に現金を保有している

だけでは減ることはあっても増えることはありえません。資産を築く（増やす）には銀行に

預けたり貸し付けたりすることによる利息ですが、銀行金利で資産を増やすには低金利

すぎて現実的ではありません。

その他では、株や為替、債券などの投資・投機も代表的ではありますが場合によっては

元本割れや、最悪の場合は投資した全額を失うリスクもあります。

そこで資産を上手に増やす為の手段として、不動産への投資は様々な面から

見ても資産を分散するために欠かせない投資手段であると、私自身も不動産を

複数保有することで実感しております。

勿論、災害や火災による建物滅失のリスクや、景気による変動リスクは当然あります

が、株や為替とは違い、価値が０円になる事はないのが他の投資と大きく違うところ

でしょう。

また、約２０年近く不動産業に携わっている中で見えた真理がありまして、それは

『どんな不動産であっても、必ず誰かが買っていく』という事実です。

当然、価格を下げたり、期間が長期化するなど様々なケースではありますが、都市部の

不動産で『０円でも要らない！』と言われるものは無いのが不動産であると思います。

冒頭でお伝えした学者さんは最後に、「日本人も、お金を増やす事に対しての意識を

今後は持っておく必要がある」と言われており、アフターコロナによって世界が大きく

変革する可能性のある時代に、直面することになった私達はこれまでの常識に囚われ

すぎず変わり行く流れに上手く乗ってゆきたいものですね。

築年数が分からないような、相続で引き継いだものの手を付けられず

眠ったままの不動産買取りも積極的に行っています！

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