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- 2019.07.27
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~時代の風を読む~
消費税増税前の買い控えの現況
マンションの契約率の低下
不動産経済研究所によると、短期間で売れやすい投資用マンションの供給数が減った事
も影響し、前年同月と比べて2ポイント契約率が低下しているとの発表がありました。
現在、大阪市内では急増する訪日外国人の宿泊需要を受けて、民泊対応マンションの
建設が相次いでいるが、反面、用地取得が難しくなってきている。
日本経済新聞(6月18日)によると、近畿圏の新築マンション市況が悪化しているとあり
要因としては、消費増税への対応措置として住宅ローン減税が拡充される10月以降
まで購入を控える消費者が増えていることが考えられる。
しかし、地価や人件費の高騰により近畿圏のファミリー向けマンションは上昇傾向に
あり、前年同月と比べ新築マンションは300万円近く価格が上昇し、郊外に目を
向ける消費者も増えている。
今回の消費税引き上げは2014年4月のような駆け込み需要が少なく、増税後に
本格商戦が始まると予測されています。
現況を鑑みると、価格が上昇している新築マンションよりも中古物件は、売り出し価格に
相場感を持たせる事で、買い控え気味な消費者の注目を浴びる可能性も高いと言えます。
売りたい額だけに固執せず、売れる額を把握しておく事が重要です。
どのような状況下でも、売れる物件は必ず売れます。
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