～不動産を売却する時、重要となる販売価格～

不動産の適正価格とは、どういうことでしょうか？？

適正価格とは・・・

直近および過去の同物件と近隣物件の成約事例を基に算出する価格の事です。

不動産の市場価値はずっと同じというわけではなく、周辺環境の変化により

価値は変わります。

例えば、再開発により需要の高い（人気の）大型施設ができたり、外国人に人気の

観光スポットで人の往来が活発である地区は市場価値が上がる傾向にあります。

その時々の周辺を取り巻く変化によって、市場価値は上下します。

ですから、現在の市場価値で必ずしも一定の推移を見せるというわけではありません。

査定時、過去から現在の市場価格の推移も考慮して査定する事でより現在の

需要（人気）に対して適切な査定価格を出す事ができます。

そして、不動産は二つとして同じものはありませんので（同じ間取りでも室内の

使用程度など）個別条件を加味したうえで適正価格として出します。

適正価格というのは、決して不動産会社が安く見積もって提示している価格

ではありません。

適正価格＝安い価格ではなく、適正価格＝正当に算出された額です。

誰しも、少しでも高く売りたいと思うのは当然のことです。

スーモなどのポータルサイトで掲載されている、同じ物件の価格などを見て

おおよその価格をご想像されると思います。

もちろん適正な価格で売りに出されている物件もありますが、あえて最初は少し高めに

売りに出し、反響を探っているというパターンもありますが。

また、価格交渉を見越して、その分を上乗せしていたりするので、一概に適正価格で

あると判断することはできません。

売り出し方は様々ではありますが、価格を決める時に適正価格を知るという事は

売却活動を優位に進めていくうえで外せないポイントとなります。

適正価格を念頭に入れておくことで、購入希望者から価格の交渉が入った場合も

冷静で的確な判断ができるのではないでしょうか。

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