不動産の売却価格に求められる根拠とは...
ご自身が所有する不動産を売却する時に、販売価格の見直しはどこかのタイミングでご経験されるのではないでしょうか。...
- 2021.01.23
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手数料サービスの安さだけに囚われる事なく、不動産会社を見極めて!
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昨今では仲介手数料サービスを実施している不動産会社もだいぶ増えましたが、
手数料サービスの安さだけに囚われる事なく、不動産会社を見極めましょう。
なぜ、仲介手数料サービスを行っている弊社がこのような事を言うのかというと
手数料サービスの安さだけで、不動産の売買を任せる不動産業者を選んだばっかり
に後々トラブルに見舞われる方が少なからずいらっしゃるからです。
6年前にアース不動産を立ち上げた時は、まだまだ仲介手数料サービスする会社は
少なく、弊社独自のサービスとして『新しい仲介手数料のあり方を提案することで
満足度の高い不動産売買を』という企業理念をもち、手数料サービスで先駆をなす
不動産会社として歩んで来ました。
これは弊社の代表が常々不動産売買に携る中で、お客様が不動産会社に支払う仲介
手数料が高額であると感じており、もう少し不動産購入の敷居を下げマイホームを
持ちたいと思う人達に対して間口を広げ、役に立ちたいというところから独立し
自身で不動産会社を立ち上げる時にその想いを形にした企業理念で、手数料サービス
を行う営業スタイルとなりました。
今では、6年前に比べると多くの業者さんが手数料サービスを取り入れるようになった
と感じますが、これはネット検索が発達した現代では以前のように不動産業者を通さ
ないと情報が入らないという事はなく、逆に様々な情報を自身で得ることができるから
こそ、不動産業界も今までと同じような営業スタイルでは生き残っていけない状況と
なってきているのが要因の一つでしょう。
ただ、これまで仲介手数料サービスを行っていなかった業者が上に述べたような要因で
やむ負えず手数料サービスを行い始めた場合、抱える社員の人数は変わらないのに
手数料サービスを行う事でこれまでとは同じ利益を確保することが出来なくなります。
この利益低下の穴埋めは、その分数をこなす事で補おうとなる為、一部の業者は
『コストカット』を行うことで利益に対する帳尻を合わせることも。
コストカットというのは、『かける時間・労力を惜しむ』ということです。
確かに、どの不動産会社も一連の業務の流れは同じですが、このコストカットが及ぼす
影響により契約書類の中身や質が低下することが懸念されます。
この契約書類の中身や質というのは、買主・売主双方どちらの立場であったとしても
とても重要なものです。
高額な不動産という商品を売買する為の契約書ですから、そこに明記されている内容
が自身の身を守り後々のトラブルを未然に防ぐ、もしくは万一トラブルが起きても
自身の立場を守る切り札となるものだからです。
この切り札となる契約書は、2つとして同じ物がないと言われる不動産ですから定型文
ではなく物件ごとに関係各所に問い合わせや調査を行うことで完成します。
ですから調査不足とならない為には、それ相応の時間と注意深さを以って行う必要の
ある業務であります。
◆マンションの物件調査に係る内容◆
1.売却物件の現地調査
管理事務所に訪問し、マンション施設についてヒアリング
(駐車場等の空状況・使用料確認、マンション注意事項の確認等)
2.マンション周辺環境の調査
買主さんが生活される商業施設、公共機関などのインフラ確認
また、購入するにあたって懸念されるような施設等の確認
近隣に建築計画があるかの確認
3.区役所に評価証明書の取得
契約、登記する際に必要な評価証明(固定資産税記入書類)を請求
4.市役所での調査
建築指導課・・・建築計画概要書の請求
(新築時に申請された、建築確認番号、完了検査番号、事業主、施工主が
記載された行政が控えている写し)
建設局・・・前面道路の調査
都市計画課・・・用途地域、その他の法令調査
教育委員会・・・文化財保護地域内の確認
危機管理室・・・水害被害エリアの確認
5.管理会社へ重要事項に係る調査報告書
契約する際に重要事項説明に記載する重要な内容の報告書を請求
(管理費・修繕積立金の積立金額、滞納額、その他重要な事項)
マンションでは、契約書類を作成するうえで上記のような内容の調査が一般的に
必要となります。
関係各所で書類集めをするだけではなく、売買を行うにあたり懸念される事項が
ないか、ある場合は万一に備えるため更に掘り下げた調査や、事前に契約書へ
明記するなど注意深く情報を精査することが求められます。
ですから、危機管理をもって問合せや調査ができていない契約書というのは中身
や質が低く、万一の時の切り札として貴方を守ってはくれない恐れがあります。
実際、不動産トラブルの大多数は調査不足から起こることが非常に多く、解決する
には費用と時間という労力を負うことになり誰も得をしません。
我々不動産業者は手数料商売で成り立つ業界です。
コストの限界値は各業者によって違いがあると思いますので、一概には言えませんが
手数料の安さだけで業者を選定する事は、絶対に避けたほうがよいと思っております。
仲介手数料サービスを行ううえで、どこよりも安くするという事で選ばれようという
価格競争にアース不動産は加わりません。
『安物買いの銭失い』ということわざがありますがこのお話に置き換えると、安さだけ
で選んで目先では得をしたように思っても、トラブルなどが起これば結局は高い買い物
をしたことになるという例えが当てはまります。
だからこそ、数をこなしたい思惑で仲介手数料を仕事内容に見合わないほど下げる
業者に、安さだけに囚われて高額な不動産売買の仲介を任せないで下さい!
その為にまず、物件の気になることは色々と遠慮なく質問してみてください。
面倒なことや細かい質問ほど、受け応えや対応の仕方で取り組み姿勢の本質が良く
わかり、営業マンの経験値や知識も見えることでしょう。
4月1日より施工される民法改正で、今後より一層、契約書の記載内容が重要視
される時代となってきますので、記載漏れのある契約書で締結した後、トラブルが
発生した時に気づいても時すでに遅しとなってしまう事もあり得ると予測されます。
前大阪市長だった、橋下弁護士もTVで法律の解説等されている中で「裁判所が
判断するのは書面等による証拠主義」であると述べられているように係争となった
場合は、やはり口頭での説明ではなく契約書内容が重視されるのが伺えますね。
手数料サービスの安さだけに囚われず、誠実な対応で安心して任せることができる
不動産会社を見極めて下さい。
大阪で不動産の売買なら、経験・知識も豊富で安心してお任せいただける
アース不動産を選んで下さい!
眠ったまま、どう処分すればよいか解からない不動産の買取りも
積極的に行っております!
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